週末野営の記録

備忘録として色々書いていきます。

再開した野営 第一夜

野営熱再燃のきっかけ。

2021年の終わり頃、友人から手製のジェットストーブを貰いました。

趣味の集まり(アウトドア系)に持っていって湯沸かしに使ったりしているうちに『野営すれば焚き火やり放題じゃね?』となり、

趣味を通して仲良くなった友人達に声かけしたところ、思ってた以上にキャンプする人が多くて(ゆるキャンに影響されて、とか)、

すんなりメンバーは決まりました。

明けて2022年。

初心者もいるので3月下旬にキャンプ場でやることにして、直火OKのキャンプ場を探し出し予約。

道具類に不足はないけれど、クッカーがチタン製品ばかりなのに気がつき、軍モノのアルミクッカーを買い足したりしながら当日を楽しみにしていたら……。

なんと3日前にキャンプ場の管理人から着信。

地方自治体運営のキャンプ場の悲しさか、コロナ対策として休止になると言う連絡でした。

慌てました。

そのキャンプ場からそう遠くない山奥に小さな公園があったのを思い出したのです。

その昔娘達を連れてディキャンプに使ってた誰も来ない、忘れられたような公園(地方にはこう言うの結構ある)。

トイレ有り。

管理している自治体の担当部署に電話確認。

直火はダメとの条件付きでOKもらってそこに決定。

連絡を回し当日を迎えました。

その公園はかなり寂れた感じになっていたものの、トイレは綺麗に掃除されているし、手入れされた桜の木を見るに管理されてる様子。

一番乗りした私はテントを張り、薪拾いしながら皆の到着をのんびり待ちました。

続々とメンバーが集まり宴の開始です。

初めての焚き火で炊飯、上手くできました。

トランギアのラージメスティン、物入れとして使ってたのですが、恐る恐るやってみたら案外簡単に出来たので満足しています。

メンバーの一人はアヒージョを。

また別のメンバーは米軍のMRE。

満点の星空と焚き火の炎を眺めつつあれやこれやと話しこんだ夜。

贅沢な時間です。

仕事の疲れが綺麗さっぱり吹き飛び、シュラフへと入ります。

自宅は国道が近いこともあり一晩中車の走行音が聞こえますが、川のせせらぎが心地よくこれ以上ないぐらい熟睡しました。

翌朝。

初体験のメンバーは『寒い』を連発。流行りのソロテントのインナーはオールメッシュだったので、それが堪えた模様。

別のキャンプ歴浅いメンバーは結露が顔に落ちてきて目が覚めたそうで、換気のためにテントを締め切らないことを怠ったようです。

やはり野営は最高だなと。

テントを乾かす間、地面に直接マットとシュラフを敷いて、結露で目が覚めたメンバーと二度寝

ホットサンドを焼いてくれたメンバーがいて、ご馳走になりました。

昼も過ぎたあたりで解散、次回の約束をして帰路に着きました。

その日のうちに直火出来ない場所に備えて焚き火台、もう少し数が欲しくなったランタンをamazonに注文すると同時に、他の野営地候補の選定に入ります。

2021年に野営再開

二十年以上前は林道ツーリングの宿泊手段としての野営をよくやってました。

元々焚き火が好きだったけど、『夕方キャンプ地を決めて慌ただしくテント設営、朝早くに出発』というスタイルだったので、後処理まで含めて時間のかかる焚き火は選択肢にありませんでした。

クロカン4WDに乗らなくなってからキャンプはたまにって感じで、主に河川敷。

様々な焚き火台が普及してるのを見てるうちに、思う存分焚き火をする為に野営をしたくなり、友人にも声をかけ再開したのです。

昨今ではキャンプ場以外でキャンプすることを野営と呼ぶ風潮ですが、どちらも同じ意味やんね?と思いつつ、基本キャンプ場を使わないので野営と表記していきます。

何故野営にこだわるのか?

理由はシンプル。

チェックイン・アウトに煩わされたくないから。

早めに現地入りしたいし、翌朝はテントを乾かしたりしてゆっくりしたいんです。

それとロケーションが抜群とか見晴らしが最高とかってキャンプ場なら泊まってみたいけど、ただの空き地みたいなところにホテル並みの料金払うなら、ホテルにするわって主義なので。

これらの条件を満たすキャンプ場ってほぼ無いので、『ここに泊まりたい!』って場所を探して、もちろん法や条例に触れない野営をしていくことにします。

このブログはそれの記録。