野営道具の棚卸しをしてみたいと思います。
野営の準備、現地入りして設営、そして撤収。とにかくこれらの作業を短く楽にしたい!という考えから道具類を新たにチョイスする時は、重く嵩張ることがないモノ限定ですよっと。
ブランド信仰はしていませんが『餅は餅屋』という点には拘りたい。
例えばコールマンのガソリンストーブは信用していますけど、靴とか服は専門メーカーの方が良いに決まってるってことです(例外もありますが)。
それと軍放出モノがちょいちょいと。堅牢性と信頼性。
分類は『火食住』。
まずは『火』、焚き火周辺ですね。
仏海軍の下士官用トランクに焚き火台、スパッタシート、リフレクター、鉈などその他小物を全て収納します。このトランクに収納できるサイズのものしかないんです。
焚き火台は軽くてペタンコになるもの、別途火遊び用としてソロ用ウッドストーブが幾つか。
焚き火出来ない場合に備えてプリムスやEPIのガスストーブ。出番がほんと減りました。
エスビットもたまに使います。
次に『食』。
食材は現地付近で調達するのでクーラーボックスは不要になります。小さめのソフトクーラーバッグだけ用意。保険かけて缶詰とカップラーメン。
食材を待って行く場合なら、ゴミが極力少なくなるように下拵えしたものをジップロックにIN。
クッカーは自分でも呆れるぐらい多々あります。調理に使うものはほぼアルミ製、その他はチタン。
テフロン加工品は不採用です、デリケート過ぎる。
スキレットは家で使います。重過ぎ。
洗い物はしません。湯で流した後キッチンタオルで拭いてウェットティッシュで仕上げて終わり。
そして『住』。
コンパクトになりにくいから諦めてますが……。
テントは登山用になるとシングルウォールだったり軽いけど狭かったりで、私には無理です。重いTC素材もやめときます。
グランドシートはペラペラでシルバーコーティングしてるもの。有能ですね。
テントの前には何も置きません。邪魔ですし、歩き回りますし。
タープは小さめのを二つ。シルバーコーティングのが遮光性抜群ですね。
寝袋は濡れても平気な化繊一択。タープ泊もするのでシュラフカバー(ゴアテックス)は必須。
ランタンは小型のLEDのが複数。
テーブルは薪を並べて代用でいいんじゃね?に落ち着きました。
チェアも同様でリストラとなりました。
これで安心する私は「野営は戦場で兵士がするもの」「江戸時代の旅人がする野宿のアップデートしたもの」ってのが根幹にあるからだろうと自己分析しています。
何かトラブルがあって急遽撤収といことはあるだろうと想定した野営をしてきました、これからもずっとそうします。