※本ページにプロモーションは含まれていません。
(実況→振り返りと二段階方式です)
おじさんである私。パッと思いつくアウトドアブランドと言えば?
コールマン
プリムス
EPI
ロゴス
ユニフレーム
ヨーレイカ
アウトドアリサーチ
キャンピングガス
MSR
カリマー
……となります。
『スノーピークはチタン製品を積極的に出すクッカーブランド。SOTO?ホームセンターブランドでガストーチ出してるとこですね?』
↑これらの古い認識はアップデートしました。
今回は遅い時間(私にとっては)にチェックインという予定でしたが、所用が早く終わり、15時半には現着。
途中、スーパーで食材調達です。
買ったのはウィンナーと卵(6個)。またこれか。
予備としてフリーズドライのふかひれスープ。焼くか煮るかは気分で決めます。
今回は初のソロかと思ってましたが、デュオとなりました。相棒は友人の息子さん(以下、相棒くん)です。
彼は本来悪天候だとキャンプしない派。
ですから彼にとっては初の雨中野営となります。
ムーンライトはやっぱりいいなぁ。
10分かからず設営出来るのは本当にいいですね。
ただタープの方はそれなりに時間はかかります。
私はタープ無し。断念。
なぜなら、テントの設営に時間がかかったからです!このテント、どういうわけか手間取っちゃうんですよねぇ。もっと練習しないといけませんな。
今回は山の中にある定番野営地。
気温は21度、小雨がぱらつき始めます。湿度のおかげで虫がほぼいません。
何よりも
『暑くない 暑くない 暑くないよ!汗かかないよ!』
相棒くん「暑い中(7月と9月)よくやりましたよね(笑)自分は暑い時はやらないっす」
私「まぁ川の近くだしね?いけると思ったんだよ。
それがやってみたらね、ひたすらおじさんが汗かくだけの苦行みたいだったよ」
色んな話をしながら森林浴です。
連日の酷暑続きで紅葉の「こ」の字見えません。
相棒くんの年間キャンプ回数はかなり多いので、面白い話も多々聞くことができました。
彼の定義する迷惑キャンパー
「キャンプ場内をスピード落とさず走り抜け、土埃を巻き上げるイキった車」
これはひどい。小さい子が飛び出したらどうすんだ。ねるとんでフラれて猛スピードで去っていく野郎かよ(ネタが古すぎました。申し訳ありません)。
騒ぐ人に関しては別に……ということで、これは私も同意見。その昔私はバンドやってたので、夜中に近くでヘビィメタルの演奏でもしない限り気にしません。他人の出す音に許容度が低い人はキャンプに向かないと思います。
迷惑キャンパーに遭遇!ってYouTubeに動画が結構ありますけど、見てみると大したことなくて、視聴数稼ぎに大袈裟なタイトルつけてるだけでは?とゲスの勘繰りをしてしまう私です。
キャンプ場は映画館じゃないのですよ。スルースキルを身につけて、もっと他のことに関心向けましょう。
同じ時間を過ごすなら、ムキムキするより、楽しく過ごした方が良くないです?
暗くなってきたので夕飯タイム。
予想通り虫がほとんどいません。相棒くんは蚊を心配していましたが、それもいません。
それよりカタツムリがあちこちいて、それらが原因の寄生虫対策として、食器など口につけるものは全て使用後は密閉できるものに収納しました。
パチグリルは調理用焚き火台です。
「よし!今夜はフカヒレスープだ」
湯を沸かし、ウィンナー投入、フカヒレスープ(フリーズドライ)を放り込み、最後溶き卵混ぜて完成!
レトルトご飯でいただきます。
いいんだよ、これで。早い美味いが正義。
相棒くんはスキレットで「串から外したネギマ」を炒めて完成。これも美味い。炭火でじっくりもいいけれど、手早くそしてちゃんと火が通るのは野営向き。
今度やってみます。
DAISOでスキットルを衝動買いした私はウィスキーをちびりちびり、相棒くんはハイボール缶。
DAISOのスキットル、昔持ってたものより小ぶりなのに軽いから一軍に入ってもらいます。
相棒くんは車の中にキャンプ道具満載派。スノーピークの焚き火台LとMを2台持っており、寝る前にMを蓋のように被せて鎮火という使い方。
スノーピークの焚き火台、いいですね。
タフで一生もの。だから重いのはしゃーない。
薪が派手に数回爆ぜました。うわ〜そりゃテントに穴開くわってぐらい火の粉が勢いよく飛び散りました。
彼曰く、室内保管していた時は爆ぜたことなくて、物置などで保管するようになってからだと教えてくれました。
私は薪を拾う派。保管のために薪を家に置くのを母親が「シロアリがわくから」と嫌うので、野営直前に買おうにも薪屋さんの営業時間に合わないからです。
拾った薪が爆ぜたことないので、何とも言えませんが、拾う薪はせいぜい直径が10センチ程度なので、そのためかな?と思います。
それと県内のとあるキャンプ場で彼が友人と過ごした時、その友人が「ずっと視線を感じる」と言ってたそうです。
私「野生動物じゃね?」
彼「自分もそう思います」
また別のキャンプ場(公営)ですが、そこは検索すると心霊スポットとして有名になっていて、YouTubeにも動画があったりします。
地元の人によると「子ども会のキャンプで毎年使うけど、そんな話聞いたこともない」とのこと。民間経営のキャンプ場なら訴えられまっせ(キャンプ場側が企業戦略として心霊スポットを売りにするのはありかな?)。
ランタンは最小限派の我々は、2人でランタン2個、これで充分。
対野生動物用にシュアファイア系のめちゃんこ眩しいライトがいいのでは?という話になりました。猪に対して音も光も効果はなく、唯一彼らが遁走したのは「ロケット花火の音」だけだという検証動画を見たので、安心というわけではなさそう。それ以外何らかのトラブル時には活躍しそうです。
そして意見が合ったのがヘッドライト使わない派、私の手元を照らすのはコレ。
小さくて軽いのでずっと重宝してます。
雨音。
控えめな川のせせらぎ。
秋を惜しむような虫が鳴いていて、星は見えませんが贅沢な時間を過ごせました。
さぁ寝ます。
(よく知ってる天井)
パチゴールゼロにシェードを装着してみたものの、テント内で使うには明るすぎました。あとスイッチがわかりにくいのが唯一のダメなとこでしょうか。
夏用袋型シュラフを3シーズン封筒型シュラフにインして寝ます。……暑かったです。夏用だけで充分でしたね。最低気温16度ですし。
目覚めは5時半。
ベンチレーターから外を見るとうっすらと明るくなってきてます。
熟睡出来ました。野生の猿が遠くで話をするように鳴き声あげてます。
「かぁちゃん、あそこに見慣れない人間がいるよ!」
「いいからほっときな!」
こんな感じ。
明るくなってきました(ベンチレーターに木の枝をかましてます)。
段々と明るく。
シミのように見えるのはテントの上に降ってきた落ち葉のシルエット。雨がテントを叩く音っていいもんですね。
時刻は7時半。テント前室。空腹感が半端ないので朝食とします。今回の野営はやたらとお腹がすきますが、何故でしょう。食欲の秋?
現場からは以上です。
【続き】
スキレットで三つ子の目玉焼き。レトルトご飯を湯煎してタイカレー(缶詰)。
燃焼効率が良い=熾火が出来ない焚き火台、パチグリル。炭を投入してじっくり目玉焼を。
ご飯はエスビットの出番です。固形燃料を2個使って高火力で短時間調理。
アルコールストーブよりお手軽だと思うので予備火力としてはエスビット最高です。
同じく朝食の準備をしていた相棒くんのに悲劇が!
卵ケースの中、6個のうち1個を残して割れてました。クーラーボックスに入れてたのになぜ?
おそらく移動中に何かとぶつかり割れたのだろうと結論を出し、現場検証は終わりを告げることとなりました。
濡れたテント、朝の段階で雨も上がり日差しと風でほぼ乾きました。念の為、車の中に広げて乾燥させつつ窓全開で走り、帰宅後、3時間ほどそのまま放置して完全に乾燥させます。車の中は風通しの良い日陰という条件にドンピシャ。
心の洗濯が出来ました。小さいながらも焚き火も堪能しました。ハイシーズンです、これからどんどん野営に出掛けます。