週末野営の記録

備忘録として色々書いていきます。

野営好きの原体験

キャンプの講習会。

とあるブログを読んでたら驚天動地のパワーワード

キャンプの講習会。

 

「それでは皆さん、ペグはこうやって打ちまーす」

「はーい」

とかやるの?

 

しかし。

よく考えなくても都市部に住む今時の人は庭で焚き火なんてすることないですし、

小中学校でのキャンプなんて学校活動の一環でそう面白いものでもないし、

山の中へそうそう行くわけではないし。

キャンプ始めるハードルは高いのでしょう。

(ただ、バトニングとか教えるなよ!騒音キャンパーをこれ以上増やさないで)

(焚き火する時は最低でも10ℓは水を用意しとけ!風の強い火は焚き火するな!とか教えといてな!) 

↓山火事出すキャンパーをこれ以上出さないためにも。

※キャンプ場で焚き火してたら山火事になった動画です。

https://m.youtube.com/watch?v=MOD050Eoyxs&t=73s

※ちなみに私が住む県にはキャンパーがボヤを出しまくって『火気厳禁』となったキャンプ場があります。

 

 

田舎に住む私の原体験。 

何かと趣味に嵌るものの、すぐに飽きて違う楽しみを見つける我が父。

その父が「苔盆栽」に夢中になってた時期がありました。

苔の採集のため、山奥へ出かけていたようです。

 

あれは夏休み。

その苔採集に父は私を連れて行くことになり、私は「蝉をたくさんつかまえるぜ」とワクワク。

車は川沿いの国道を北へ、ひたすら山奥へ向かいます。

川に沿って分岐へ、県道か3桁国道みたいな狭い道へ。

父は川へ降りて行く方へハンドルを切ります。

(ん?苔が生えてそうな石や木は見当たらないけどなぁ)

 

慣れた手つきで流木を集め火を起こし、兵式飯盒をその中へ置く父。  

ご飯が炊けるとマグロフレークの缶詰を乗せ、それを私に手渡してくれたのです。 

寡黙な父。 

子煩悩でもないので、私に構うことはほぼありませんでした。

そんな父との記憶。

 

思い出補正もあるでしょうけど、河原で父が作ってくれた外メシは美味しかったんです。

 

この時をきっかけとして、私は焚き火をするようになりました。

冬の秘密基地ごっこ。近所の子達と合わせて5人。

宅地開発のために伐木され、岩がゴロゴロ、土が剥き出しになった近くの山。

「寒いから焚き火しようぜ」

各々があちこちへ散って燃えるものを集めてきます。

(今思うとそこは不法投棄パラダイスでしたね。秘密基地の建築資材が豊富なわけです)

 

落ちてる木の枝。

よし!でかした!

 

発泡スチロール。

火起こしに苦戦したら使うわ。臭くて黒い煙出すからなぁ。

 

落ちてたエッチな本。 

我々の動きはページを捲る指と動き回る眼球に限定されました。

 

焚き火をするのは、自分達の背丈よりも大きな岩がゴロゴロしている場所。 

そこで焚き火をして暖をとってたんです。 

さすがに「泊まる」ことや「料理する」までには至りません。

アホな田舎の小学生ですし。

 

女子が混ざってたら「料理」があったかもしれません。

遊びに行った女子の家で色々食べさせてもらって

(女子って料理が上手なんだなぁ)という認識でしたが、秘密基地遊びは「女は抜き」の不文律。

 

こうやって思い出してみると変わってないですなー、子どもの時と。